電話回線の種類ってどれくらいあるの?それぞれの特長を教えて!

かり電話と呼ばれるタイプの回線を使っている人もいますよね。

この記事では現在使われている主な電話回線の種類について、それぞれの特徴をご紹介したいと思います。

1.電話回線の種類1:アナログ回線

まずは「アナログ回線」です。これは名前の通りアナログ信号を使って通話する回線のことですが、実は日本におけるこのアナログ回線の歴史はとても古く、1890年には東京-横浜間でサービス提供されていました。仕組みはシンプルで各家庭に導線が巡らせれていて電話番号によって相手先とつながるようになっています。糸電話をイメージすると分かりやすいですね。

アナログ回線のメリット

アナログ回線には以下のようなメリットがあります。

・設置が楽
アナログ回線はどこにでも回線を設置することができ複雑な機械も必要ありません。

・停電時でも使える
停電時でも利用できるため非常時に強いというメリットもあります。災害時などでも心強いですね。

アナログ回線のデメリット

一方デメリットには以下のようなものがあります。

・セキュリティが微妙
デメリットとしてはセキュリティ面が弱いことです。後述するデジタル回線は音声をデジタル信号に変えますが、アナログ信号では導線に載せてそのまま送るので盗聴しやすいのです。封筒ではなくむき出しのはがきでメッセージを送るような感じですね。

・音質が微妙
導線で音声信号を送るという性質上、距離が長くなるほど音質が劣化します。

・2025年問題
NTTによると2025年1月からはアナログ回線が後述するIP通信網に切り替えられるため、アナログ回線は廃止になります。つまり少し長い目で見ればアナログ回線を契約する必要性がありません。

2.電話回線の種類2:デジタル回線

電話回線の種類2:デジタル回線

デジタル回線は「ISDN回線」とも呼ばれる回線の事で、先述の通り音声信号をデジタル回線に変換するタイプの回線です。今ではISDNという言葉はあまり聞かれなくなっていますが、ビジネス取引の現場では現在でも重宝されています。

デジタル回線のメリット

デジタル回線のメリットには以下のような点があげられます。

・音質が良い
ISDNでは音声をデジタル回線に変換するため、アナログ回線のように物理的な距離に音質が影響されることはありません。

・セキュリティがしっかりしている
デジタル信号に変えるため途中で盗聴されるリスクが低いです。

・2回線使用できる
アナログ回線は1回線につき1通話しかできませんが、ISDNでは1回線で2通話できます。アナログ回線を1車線の道とするとISDNは2車線という感じです。この仕組みによって電話とFAXを使用するという使い方ができるようになりました。

デジタル回線のデメリット

デジタル回線のデメリットには以下のような点が挙げられます。

・余計な装置が必要になる
デジタル信号に変換する必要があるので「ターミナルアダプタ」という装置が必要になります。電話周りをシンプルにしたい人には邪魔かもしれませんね。

・サービス終了が近い
アナログ回線と同様ISDNサービスもサービスが終了します(2024年)。

3.電話回線の種類3:IP電話回線

光回線やひかり電話と同じくよく耳にするのが「IP電話」という言葉ではないでしょうか。IPとは「Internet Protocol」の略でインターネットを使って電話する技術ですが、番号が「050」で始まるというのが特徴です。

IP電話回線のメリット

IP電話回線には以下のようなメリットがあります。

・通話料が安い
全国一律で3分8円くらいしかかかりません。これはひかり電話と共通している点です。同じプロバイダであれば通話料が無料になることもあります。

・基本料金が安い
IP電話サービスを提供している会社の中には基本料金が0円のところもあります。

IP電話回線のデメリット

IP電話回線には以下のようなデメリットがあります。

・緊急電話やフリーダイヤルにかけられない
110や119、0120などの番号にかけられないため不便です。

・品質が微妙
IP電話の一種であるひかり電話は別として、ADSLインターネットなどを使ったIP電話は音質がいまいちなことがあります。

4.まとめ

電話回線には様々な種類があります。従来のアナログ回線とデジタル信号を使ったISDN、光ファイバーの光回線、インターネットを使ったIP電話回線などが代表的な回線ですが、現在は光回線が主要な固定電話回線になっています。

近い将来にアナログ回線もISDNも廃止されることを考えると、今後は光回線をメインに電話回線の設置を考えるのがベターです。

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